12月 1日(日)  豊後水道のタチウオ釣り


豊後水道のタチウオ釣り 第5弾

天気はバッチリべた凪になる予報

あとはアイツが悪さをしなければいいのだが…



今回は予約の取れない超人気船 黒岩FS

確かに この船に乗ると

いろいろな意味で他の船には乗れなくなる

今期も予約解禁日の解禁時間に電話かけまくるも

1時間ほど繋がらず…

ようやく繋がったと思ったら希望していた数日の予約は全て満席になっていた

今回は T氏の取った枠に混ぜてもらって参戦


今回も消耗戦が予想されるので巻き替え用に安物のPEを持参

どうせ切られるから 高級品は使いません



サバフグ用に開発された?サーベルマスターが某サイトで購入すれば

ビックリするほど飛びぬけて安いのだが(1.5号 300m 950円)

同じ号数でも 同じメーカーのピットブルと比べても強度は1.2号程度

確かに細いので強度的には一抹の不安があるが

今のところドラゴンサイズ掛けても十分揚がってくる


本日の特選素材



F3以下のタチウオは 次回のテンヤ用の芯にするために

3等分した身をさらにくさび型になるように成形する

チビタチ1匹から8切れとれるので

2匹いれば次回の釣行分に事足りる



今回もサケとタチウオのみ 

定番のイワシは意地でも使わない


夜明けとともに釣り開始

凪かと思ったら まだ結構吹いていた

最初の流し 底近くまでテンヤが届くと即アタリ

そしてF4サイズ連発



想定外に釣り開始直後からよく当たる

お隣さんはいきなりドラゴン連発

サバフグが寝ぼけているうちにサクサク釣らないと



その後もF5サイズ交じりでポツポツ釣れてくれるが

安心していると パツンという音とともに

130mプッツンされてしまった


それでもこのところズッコケスタートばかりだったのに

今回は開幕ダッシュ成功



しかし タチウオの活性が下がると

コイツが悪さしまくり 我慢の時間帯が続く



サバフグ対策はしっかりしておかないと

とんでもないことになってしまう

釣り人個人ができそうな対策を考えてみた

水面から50mまでのサバフグゾーンをいかにして突破するか

@中通しオモリを重くする
 

 いつもは30〜40号だが 今回は60号を付けてみたりした

 感度はかなり落ちるしロッドによってはオーバーウエイトになるが

 効果は十分にあった

Aテンヤの形状を水切りのよさそうなものにする

 水の抵抗をできるだけ少なくする

 某釣具特製のでんでん太鼓風のものや

 ヘッドの形状の丸っこいものは避ける

Bエサの体積をできるだけ小さくする

 大きなエサは水の抵抗も大きく沈みが遅くなる

 特大イワシはドラゴン狙いの定番だがサバフグの前では逆効果

 私はイワシを使わないのでエサのシルエットを細く小さくする

Cエサ付けワイヤーを長めに取りテンヤにぐるぐる巻きにする

 フォール中にサバフグが噛みにきてもエサが取られないように

 ワイヤーを密巻きにして噛みつける場所を少なくする

 サバフグがあきらめて追わなくなる

Dフォール時のスプールの回転をできるだけ速くする

 理想はあまり大きくない手巻きリールがベストだが

 タナを正確につかめないし1日手巻きはキツイ

 電動リールも古いリールや大きいリールは遅くなりがち

Eサバフグゾーンを通過するまではロッドは手持ちで下向きに

 ガイドの抵抗を少しでも減らすために

 ロッドホルダーに付けたままは厳禁

Fリールのフォールダイヤルを最小にする

 意外とこのダイヤルの使い方を知らない方がおおい

 バックラしやすくなるのでサミングが必要

Gフォール途中でサバフグに噛まれた感触があれば即回収

 そのままフォールさせると100m以上ずっとついてくる

 数匹で攻撃を受けると途中でリーダー切られる可能性大

 テンヤのエサがボロボロの状態ではタチウオもヒットしない

Hダブルフックのテンヤは使わない

 テンヤがサバフグに襲われるとフッキングさせるつもりがなくても掛かってしまう

 一匹でも掛かればテンヤは落ちなくなって数匹のサバフグの餌食となり

 リーダーを噛み切られてしまうので テンヤはシングルフック

Iサバフグが船上から目視できる状態ならテンヤを投入しない

 テンヤ回収時にサバフグが何匹も付いて揚がってくる

 そのような状態で投入すればほぼサバフグに追いつかれてしまう

 場を休ませる意味でもテンヤ投入を数分間控える


一つ一つの対策はどれも焼け石に水程度の効果しかないが

それらを組み合わせることによってサバフグ対策をしていない方とは

被害状況は大きく異なる


あとこれは釣り人だけでなく全ての釣り船の約束事にしてもらいたい

船を流している間はイワシ(頭や残骸)を海に捨てず移動中に捨てること

釣っている最中に釣り人がイワシを海に捨てると

サバフグが学習して船から離れなくなる

さらに残骸が海中に漂うとそれがPEに付着してサバフグに噛まれてしまう

今回も後ろの釣り座の方が捨てたイワシの皮がPEに流れ着いていた

PE高切れの原因の一つはラインに付く付着物によるもの

これは船に乗っている釣り人全員でやらないと意味がない


まあこんなことしなくても 1日のうちに数時間は

サバフグの活性が下がる時間帯がある(ないかも?)ので

その時間帯にいかに手際よく集中してタチウオを釣るかにかかっている


瀬戸内に向かって流れる満ち(上げ)潮のときや

潮止まり前後はサバフグの活性が高くなり

引き(下げ)潮がある程度の速さで流れると

サバフグの影は薄くなる(いなくなることはない)

船頭さんにその日サバフグの活性が下がりそうな時間帯をお聞きして

その時間帯に気合入れて釣るしかない



今日の時合いは下げ潮が効きだす昼からのはず

潮が動き出したせいか

午後からサバフグの姿が少なくなってきた

活性上がってくると



1つのテンヤ(シングルフック)にタチウオ2匹

タチウオのタナまで届けば必ずアタリがある状態が続く



高活性だとサイズもいい

デッキでバタバタと音を立てて

あちこちでドラゴンサイズが揚がっている



午後の時合いはすぐに終わらず

最後の流しまで釣れ続いた



今回はPE高切れ3回で350m リーダー切れ3回 テンヤロスト6個

毎回サバフグには手を焼くが

対策を講じるともう少し何とかなるもんだろうけど

海水温の低下を待つしかない



本日の釣果 タチウオ 30匹